So-net無料ブログ作成

その昔、武生駅へ行ってきました。 [旅行・観光・鉄道・バス]

前回の今庄に続いて今回も福井県は武生を取り上げます。本当は武生市と書きたいところですが市町村合併の影響で現在武生市存在していません。多分現在は越前市と言う方が正しいのかもしれませんがここでは昔を懐かしんで武生市と言うことで話を進めたいと思います。

 

武生市は福井県第2の都市でした。特産物としては包丁などの刃物類の生産が有名ですが,昔の北前舟の関係か昆布などの海産物を扱う店も多数あります。越前海岸への入り口の町でもあり、それになんと言っても越前蕎麦の発祥の地として知られています。

私が初めて武生を訪れた理由はここでバイトをするためでした。

そしてそのバイトとの内容とは・・・・。

実は菊人形を展示するお仕事です。

もともと武生の菊人形は、現在では過去のものになってしまいましたが京阪ひらかたパークの菊人形を製作しているスタッフが同時進行という形で手がけていました。その時、たまたまバイトで菊人形作りに参加していた縁で武生まで行くことになりました。

菊人形と言っても分業が進んでおり、菊師、人形師などに分かれており私は人形師のところでバイトをしていました。人形師の仕事は、人形の頭(かしら)をはじめとする人形の菊以外の部分の製作、小道具の製作、現場での菊人形の展示などでした。余談になりますが、菊人形以外にも衣装人形というものも同時に展示しますが、この衣装人形の中には着ている着物が数十万円するものもありました。

武生の菊人形の開園は、はひらかたパークの菊人形開園のおよそ一週間後になります。そして開園三日前から菊人形を展示する準備に取り掛かります。

まずはじめに福井駅や金沢駅に展示する菊人形を飾り付けます。飾り終わった菊人形はトラックに詰まれてそれぞれの駅に運ばれていきます。

次に会場内で人形を動かす機械の設置をしたり、場面ごとに人形を展示して飾りつけていきます。ほとんどの作業は開園前日のお昼前には終了していました。

宿泊は仕出し屋さんの大部屋を借りていました。食事もそこで用意していただきましたが本当においしい料理をいただきました。

お風呂は近くの銭湯へ入りに行きました。我々が入るなり番台に座っていた女将さんが我々の姿を見て「もうそんな時期なんですね」と声をかけてくれました。どうやら我々一行は武生の町に菊といっしょに秋を届けに来ているようでした。

夕食が済むと町の中を歩きにでました。菊人形館がある中央公園の隣には野球場があり、ナイターで草野球チームが試合をしているのを見たり、人のいないパチンコ屋に入ってパチンコ玉を打ってみたりして夜の武生の町をあちこちと歩いてみましたが残念ながらその時の記憶はほとんど残っていません。唯一残っている記憶と言えば、立派な門があるのにどういうわけか境内を囲む壁がない寺院を見たことです。おおらかと言うかこの門が何の役に立つのと聞きたいようなそんな気分にさせてくれました。大阪では壁で囲まれていない寺院を探す方が難しいと思えるからです。

越前おろし蕎麦に関しては残念ながらこの時は食べる機会がありませんでした。後日食べに武生まで行きましたが、神社そばの老夫婦が切り盛りしている店で食べたおろし蕎麦は私好みの辛い大根が使われており大変おいしかったことを覚えています。いまでもその店はあるのでしょうか・・・・。

菊人形の季節が来るとたまに武生の町へ行ってみたい気分になることがあります。菊人形を見て昔を懐かしむにはまだ私は若いと思っています。でも時間の流れは早いからきっとそういう気分になる時が来るかもしれませんね。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。