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ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ のチェロ・ソナタ [クラシック音楽]

ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ  (1692-1763)は、イタリアのオーボエ奏者兼作曲家です。ちょうどヨハン・セバスチャン・バッハやヴィヴァルディと同時期に活躍していました。


私自身、プラッティのことを知ったのはつい最近のことです。NHK-FMで初めて聞いてしりました。

彼の作品を見てみると新しい物好きだったような気がします。

例えばここで取り上げたチェロ・ソナタのチェロも当時としては新参者でしたし、世界で初めて誕生したフォルテピアノに対しても作品を残しています、
残念ながら、現在彼の作品のCDタイトルはわずかしかありません。どちらかというと作品単位というよりもサンプルてきなCD構成が多いような気がします。
ここでは、6曲のチェロ・ソナタを紹介します。
チェロと通奏低音のソナタというと、ヴィヴァルディの作品14がありますが、プラッティのチェロ・ソナタも中々のものです。ヴィヴァルディとは違い、楽器の性能について熟知していたようで、チェロの特性を生かした作品になっています。
ちょっと一服、という時にお勧めの曲集だと思います。



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ブクステフーデの室内楽 [クラシック音楽]

ディートリヒ・ブクステフーデ(1637?~1707)は、ドイツバロック音楽を代表する音楽家の一人です。

ヨハン・セバスチャン・バッハの研究中にヴィヴァルディと同じく発見された音楽家の一人です。

詳しい生涯については、わかっていないようですが、オルガニストとして活躍していたことだけは確かで、J・S・バッハに大きな影響を与えた音楽家のひとりでもでもあります。

個人的イメージになりますか、教会勤務が主な仕事だったようで、作品リストを見るとオルガン曲やカンタータが多数残されていますが、バッハとは違い協奏曲等が残されていません。当時の音楽家たちの作曲動機は、勤め先で決まるので、ブクステフーデは生涯、宮廷等に勤務したことがないのかもしれません。もっともこの先、発見される可能性はあると思いますが。


ブクステフーデ:7つのトリオ・ソナタ Op. 2

ブクステフーデ:7つのトリオ・ソナタ Op. 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

上記のCDは、ブクステフーデの数少ない室内楽を収めた物です。どちらも作品番号が付けられているので、出版されたものと思います。(詳しく調べていないのですみません。)

ブクステフーデ:室内楽曲全集 第3 集

ブクステフーデ:室内楽曲全集 第3 集

  • アーティスト: ブクステフーデ,ジョン・ホロウェイ,ウルズラ・ヴァイス(Vl.),ヤープ・テル・リンデン,モーゲンス・ラスムッセン(Vcl.),ラルス・ウルリク・モーテンセン(Herpsi&Org.)
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2008/05/09
  • メディア: CD
このCDも同じくブクステフーデの室内楽を収めていますが、作品番号なしの作品から選ばれて収められています。
作品1及び作品2は、トリオ・ソナタ集となっていますが、楽器編成がユニークで、どちらもヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロという編成になっています。
初め、楽器編成を見た時、ヴァイオリン・ソナタの間違いかなと思いました。なぜならヴィオラ・ダ・ガンバは通常通奏低音の楽器として扱われることが多いからです。楽譜をチェックしたところ間違いなくヴィオラ・ダ・ガンバをソロ楽器として扱っていました。
ブクステフーデの残された室内楽の楽譜をチェックするとヴィオラ・ダ・ガンバがよく使われています。よほど彼はこの楽器を好んだかあるいは彼の周辺によほどの名手がいたのかもしれません。
楽器編成からもわかる通り、作風は、実にしっとりとしています。気持ちを静める時に聞くといいかもしれません。
それともう一つの利用方法としては、高級オーディオのシステムチェックに使えるかもしれません。再生するのが結構難しそうに思えるからです。ヴィオラ・ダ・ガンバの音色、チェンバロのみの通奏低音と言うことでチェンバロの左手の音(低音)、あるいはみっつの楽器をきっちり分離して再生ででいるか高級オーディオシステムの性能を測るうえでうってつけのCDかもしれません。私のミニコンポでは、うまく再生できませんでした。
ブクステフーデのCDはまだこの3枚しか持っていませんが、オルガン曲やカンタータなども買って聞いてみようかなあ、と思っています。

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カルミニョーラ録音のヴィヴァルディの後期ヴァイオリン協奏曲集について [クラシック音楽]


ヴィヴァルディ:後期VN協奏曲

ヴィヴァルディ:後期VN協奏曲

  • アーティスト: カルミニョーラ(ジュリアーノ),ヴィヴァルディ,マルコン(アンドレーア),ヴェニス・バロック・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2001/09/05
  • メディア: CD


ヴィヴァルディ:後期ヴァイオリン協奏曲 第2集

ヴィヴァルディ:後期ヴァイオリン協奏曲 第2集

まず初めに、私は、カルミニョーラというヴァイオリニストとヴェニス・バロック・オーケストラとをつい最近まで知りませんでした。

たまたまYouTubeでvivaldiの演奏動画を色々と見ていた時に、カルミニョーラとヴェニス・バロック・オーケストラによるヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲の演奏の動画を見つけました。

アップしているのが多分日本以外の国からだと思いますが、著作権上はたして許されるのかと疑問がわきます。しかしだからと言って悪いのかと言い切るのも難しい部分があります。

クラシック音楽の演奏会のビデオ動画の録画、若しくはラジオ用の録音をする時、結構CD録音された曲を演奏する場合があります。演奏会が先かCD録音が先かはわかりませんが、CD発売前にテレビ若しくはラジオで演奏会の様子が放送されます。ある意味プロモーション的要素、つまり事前宣伝の要素が演奏会録音にあるわけです。

上記のカルミニョーラのヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲の演奏録画も同じことが言えます。YouTubeにアップされていた動画は、上記のCDに収められている曲から何曲か選んで演奏されていました。そして私みたいなバカがそのYouTube動画を見て上記のCD2枚を買うことになるのです。そう考えるとはたして著作権をどこまで侵害していることになるのかと言うことになります。まあ難しい話ですが。(付け足しで言うと、YouTubeの音質もそんなに良くないのも理由のひとつです。)

カルミニョーラという人はバロックヴァイオリンの名手だとネットで知りました。今のところ私はそれだけしか知りません。

さて、カルミニョーラとヴェニス・バロック・オーケストラによるヴィヴァルディの後期ヴァイオリン協奏曲についてです。

一応、CD2枚に6曲づつ12曲が録音されています。lastという単語を日本語訳にすると確かに後期ですが正確に言うと最晩年に書かれたヴァイオリン協奏曲と言う方が正しいと思います。

はじめに聞いた感想ですが、確かにヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲なのですが作風が若かりし頃と比べるとやはり変わっています。「四季」や先品3の「調和の霊感」を聞いた耳からすると確かに作風に変化があることがわかります。

はじめは、カルミニョーラのアドリブかと考えていました。カルミニョーラ自身バロックヴァイオリンの名手だからです。最近の流行かどうかは知りませんが、かなり原曲にアドリブを加えて録音しているCDを聞きますが、ソロはともかくとして合奏の部分にもアドリブを入れて演奏するのはやはりやり過ぎのように思えるからです。

しかし、全曲ではありませんが、ネットでスコアをチェックしたところ、意外や意外カルミニョーラとヴェニス・バロック・オーケストラの演奏スタイルは、オーソドックスそのものでした。言い換えると楽譜に忠実に演奏しているのです。言い方を変えるとヴィヴァルディがそれだけ音符を書き込んでいるということです。特に第2楽章にそれが言えます。聞いている者にアドリブを思わせるくらいの書き込みをしていました。

ヴィヴァルディはある時期から自分の作品に手を加えられるのを嫌いだしたとネットに書いてあるのを見つけました。

元々、バロック時代の音楽は、作曲者が音楽の骨格を書き、奏者がそれに枝葉を付けて演奏するのが普通でした。イタリアバロックの大家コレルリの作品は2部形式を採用していました。はじめは原曲道理演奏し、繰り返しでは奏者のアドリブを認めていました。実際コレルリ自身が書いたアドリブの楽譜が見本として残っています。

ヴィヴァルディ自身若かりし頃は、それを許していたようですが、晩年は音楽家としてのプライドがそれを許さなくなったのかもしれません。

晩年は、ドイツのドレスデンの宮廷との結びつきが強かったためか何度かドレスデンの宮廷を訪問しています。多分ドレスデン以外の地にも訪問していたのでしょう、結局最後はウィーンで客死しウィーンで埋葬されました。ウィーンがまだ「音楽の都」と言われる前の話です。晩年は、生活に困っていたという説がありますがはたしてどうなんでしょうか私はどちらかと言うとその逆だったのではないかと思っています。

さて、話を元に戻しますが、CDに収められているヴァイオリン協奏曲の何曲かは旧作からの転用があります。例えば第1集の冒頭に収められている協奏曲ハ長調の協奏曲(RV177)の第1楽章は、オペラ「L'OLIMPIADE」の冒頭のシンフォニアの第1楽章をアレンジしています。その次に収められている協奏曲ニ長調の終楽章も弦楽と通奏低音のための協奏曲からの転用されています。これ以外にも旧作の転用があるかもしれませんが、残念ながら私はヴィヴァルディの音楽すべてを知っているわけではないのでこれ以上の事を言うことはできないのが現状です。何せヴィヴァルディのはあまりにも多くの作品を書きヨーロッパ中に配布したので、未だに知られていない作品が見つかったとしても不思議ではないからです。

あまりにもダラダラした話が続きました最後に

はじめにカルミニョーラとヴェニス・バロック・オーケストラの演奏が最高かと言うとイマイチ疑問が残ります。オーソドックスな演奏と言いましたが、それはあくまで楽譜に対して忠実に演奏していることを言っているだけのことであって演奏スタイル自体どうかなあという疑問は残ります。他の団体(モダン楽器、ピリオド楽器は別にして)も録音して比較できるようになればそれなりの評価はできるのでは、と思います。

ふたつめは、カルミニョーラの成果だと言えると思いますが、ヴィヴァルディの知らない部分を知ることができたことです。もしこのCDが発売されていなければ、私のヴィヴァルディに対する考え方は変わらなかったと思います。正直、ヴィヴァルディの音楽に対する接し方の変化を知ることができてよかったということです。

この先、私の知らないヴィヴァルディを探す目的ができたと言ったら言い過ぎでしょうか。未知のヴィヴァルディの作品も数多くありそうだし、未だに演奏会やCD録音されていないヴィヴァルディの作品が数多くあります。もしそれらの作品を彼の生涯に照らし合わせながら聞けたらヴィヴァルディの音楽に対する変化等を知ることができてうれしいのですが・・・。

皆川先生に聞きたい気もしますが・・・・・。これは個人的感想です。


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音楽CDの寿命 [クラシック音楽]

どんなものでも寿命がある。人間もそう、この宇宙も・・と言いたいところですが、さすがにこの先宇宙はどうなるかは私には分かりません。(永遠に広がり続ける可能性があるかもしれませんと言いたいところですが?)

今回の話は、そんなに大きな話ではなく、音楽CDの寿命についてです。

音楽CDの寿命は、基本30年と言うことになっています。もっともあくまでこの年数は目安であってCDによってはそれより短い時間で寿命を迎えるものあればそれよりも長い寿命を持つCDがあるかもしれません。

私が、クラシックCDを集めだしたのは、ちょうどソニーがCDウオークマンを発売したころでした。今ではデジタル録音が普通に言葉として使われていますが、正確にはPCM録音が正式な名称になります。しかし残念なことにこのPCMと言う言葉は商標登録されており、あるメーカーを除いてはこのPCMと言う言葉を使うことはできなくなっています。つまりレジタル録音という言葉は苦肉の策で生まれた言葉と言うことになります。多分商標登録はこの地球上ではされていないと思いますが。

どうも酔っぱらいながらブログを書いているためか、話がそれてよくありません。本来の音楽CDの寿命についてに戻ります。

私の好きなCDに、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏のマーラー交響曲第9番があります。カラヤンには珍しくライブ録音をCD化したものです。

久しぶりに、このCDを取り出して聞こうとしたら、タイトル表記した面に異常があるのを見つけました。異常と言うのは、タイトル面の文字が消えかかっているのです。あわててディスクを電球の光にかざしながら裏面から覗いてみると、一ヶ所に集中して星のような光の粒が見えました。ちょうどタイトル文字が消えかかっている所と同じでした。再生した所、音飛びなどの異常はありませんでしたが、たぶんこのまま時間が過ぎれば再生できなくなると思います。

CDの場合、レンズからレーザー光線をあたる面にキズが入った場合、そんなに深刻なキズでなければ、再生に問題ありませんが、タイトル面、すなわちアルミ蒸着面にキズが入るとほとんど再生できなくなります。どうも30年過ぎたあたりからこのアルミ蒸着が剥がれ落ちるようになるようです。つまり音楽CDとしての寿命が尽きることになります。

すべてCDがそうなるわけではありませんが、やはりなるべく早くバックアップを取っておかないと新たにそのCDを買い直す必要がありそうです。ただし再販されていて入手可能な場合に限りますが。(一部のCDは、バックアップ、つまりパソコンに録音できませんので注意が必要です。)

本棚を、何気なく眺めていたら懐かしいCDを見つけました。再生しようとCDを取り出したら・・・。

その時、自分自身の歳を思い知らされることになるかもしれません。年老いた自分を。

マーラー:交響曲第9番

マーラー:交響曲第9番

  • アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン),マーラー,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2013/03/20
  • メディア: CD

マーラーの交響曲第9番は、いわゆる黄昏時の音楽になります。マーラー自身心臓病を患っていました。ベートーヴェンをはじめ交響曲を9曲作曲して亡くなっているパターンが多くあります。マーラー自身もそのことをひどく気にしていたらしく、第8番の「一千人の交響曲」を作曲した後、「大地の歌」を作曲します。本来ならこの曲に交響曲第9番と名付けるべきだったかもしれませんがマーラーはそうしませんでした。結果やはり交響曲第9番をマーラーは作曲した後、第10番の交響曲に取り掛かりますが第1楽章を未完の状態ままで亡くなりました。現在ある交響曲第10番の第1楽章は、後年補筆されたものです。

カラヤンが、ライブをCD化するのは珍しいケースだと思います。カラヤン自身もこの時やはりマーラーと同じく人生の黄昏時を迎えていたのでしょう。そのためにこの曲に多くの共感を覚えたのかもしれません。

私個人としては、マーラー交響曲第9番のベスト盤としております。


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ヨーゼフ・マルティン・クラウスのヴィオラ協奏曲 [クラシック音楽]



ヨーゼフ・マルティン・クラウス (1756-1792)は、ドイツ生まれの音楽家です。1781年にスウェーデンストックホルムのグスタフ3世に宮廷作曲家として仕えることになりました。以後亡くなるまでこの地で過ごすことになります。

若くして亡くなったためかスウェーデンンのモーツァルトと呼ばれることもあります。ただか彼の音楽を聴く限り、モーツァルトのような優美な音楽でなく、力強い劇的な音楽を書いています。どちらかと言うとベートーヴェンの音楽に近いかもしれません。当時としては珍しく短調を多く使って作曲しています。交響曲の中には嬰ハ短調で作曲されているものもあります。

しかし、かなり聴き応えのある音楽を作曲している割にはあまり有名ではありません。やはりウィーンから遠く離れたストックホルムで活躍していたからかもしれません。スウェーデンの人には悪いと思いますがやはりヨーロッパの、そして音楽の中心から見てみるとやはり片田舎になるのかもしれませんね。

もし、クラウスがウィーン若しくはその周辺で活躍していたらひょっとしたら音楽史にモーツァルトと共に名前が残ったかもしれません。正直初めてクラウスのシンフォニーを聞いた時、そう思いました。

上記のCDはクラウスのヴィオラ協奏曲集です。

曲目は、ヴィオラ協奏曲変ホ長調、ハ長調、ヴィオラとチェロのための協奏曲ト長調が収録されています。

この3つの作品は、ルンドの大学図書館に保存されていいましたが長い間作曲者不明のままだったのが最近の研究によりクラウスの手によるものだと断定されたそうです。

当然、上記のヴィオラ協奏曲集は世界初録音ということになります。

音楽の方は、シンフォニーのような劇的な表現を避けて、ヴィオラ特有の美しさを前面に出して結構優美な曲になっていると思います。

この先、ヴィオラ奏者の大切なレパートリーになることでしょう。


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モーリス・ラヴェルの音楽について [クラシック音楽]

モーリス・ラヴェルは(1875~1937)は、フランスを代表する作曲家のひとりです。

もう一人のフランスを代表する作曲家ドビュッシーと対にして語られることが多いですが、作風はかなりの違いがあるように私は思います。ドビュッシーはフランス印象派の作曲家といえると思いますが、ラヴェルが印象派の作曲家だとは思えないからです。

御本人も、メロディーを重視していると言っていましたからやはり印象派ではないと思います。

ラヴェルの作品数はそんなに多くはありません。

たとえばピアノための作品は、CD2枚でほぼ収まります。

ラヴェル:ピアノ曲全集

ラヴェル:ピアノ曲全集

このCDに収められている曲の中で、マ・メール・ロアのみ連弾です。

個人的には、水の戯れ、クープランの墓、ソナチネなどの曲が好きです。

ロジェの演奏はプーランクの演奏の時もそう思いましたが、楽譜の読みが深いというか、聞かしどころをうまく表現していると思います。たまにバックミュージックがてらにラヴェルなどを聞いていると、ふと聞き入っている自分を見つけることがあるからです。

ラヴェル:管弦楽曲全集(4枚組)

ラヴェル:管弦楽曲全集(4枚組)

  • アーティスト: ラヴェル,エリアフ・インバル,フランス国立管弦楽団
  • 出版社/メーカー: Brilliant Classics
  • 発売日: 2001/12/01
  • メディア: CD


管弦楽作品もCD4枚ほどで収まります。

ボレロやダフニスとクロエなど一部の作品を除くと圧倒的に編曲が多いのがラヴェルの特徴かもしれません。

上記のインパル指揮の4枚組CDの内3枚がラベルの作品で、最後の1枚は、「展覧会の絵」など他の作曲家の作品を管弦楽に編曲している作品が収められています。

管弦楽で好きな曲は、亡き王女のためのパヴァーヌ、クープランの墓、マ・メール・ロアなどが好きな曲です。

マ・メール・ロア、英語で言うとマザー・グースになります。つまりおとぎ話集です。

ラヴェル自身一生涯独身でしたが、大変な子供好きで友人の子供と遊ぶのがうれしかったようです。

マ・メール・ロアは、そのような環境でピアノ連弾用の5曲が作曲されました。はじめはオリジナルの通りに管弦楽用に編曲されましたがのちにバレイ用作品として拡張されています。

おとぎ話が題材になっているだけあって聞きやすい曲になっています。

それ以外の作品となると、ピアノ協奏曲、左手のためのピアノ協奏曲、弦楽四重奏、ソナタ、2曲のオペラ、声楽曲などがあります。

これは私個人の思いですが、どうもフランス音楽というと近代音楽かバロック音楽を思い浮かべてしまいます。それ以外の時代の作曲家も多くいたと思いますが不思議と印象がありません。

たまには違う時代のフランスの作曲家を探してみるのもいいかもしれませんね。


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音楽DVDは発売されるか???(ハイレゾ音源の可能性) [クラシック音楽]

ハイレゾ音源というものを、つい最近知りました。音楽CDよりも高音質で再生音域もCDに比べると広くなっているようです。(詳しく知りたい人は、専門のサイトをご覧ください。)

試に、サンプル音楽をダウンロードし聞いてみました。残念ながらその差がわかりません。確かにクリアーなサウンドだということはわかるのですが。

ファイルの大きさを見てみると3分オーバーの曲なのに120MB!思わず「デカー」と叫びたくなりました。仮にCDに録音すると30分も録音できません。もし、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」をCDで発売しようとするとCD4枚組になります。もしCD表裏に録音できたとすると昔のLP2枚組を思い起こさせてくれます。(第9をLP1枚に納めようとすると第3楽章が表裏に分割されてLPに納められることになるからです。)

オーディオファンにとっては、どうもデジタル録音(正式名称はPCM録音と言いますが、PCMという名前は登録商標されています。)の音を好んでいないように思えます。最近LP、つまりアナログ録音を見直す機運が高まっているのでもわかります。

では、デジタルでなくアナログなのか、一概に言えませんが、アナログの方がデジタルに比べて情報量が多いからではないかと思えるのです。結果アナログからその情報を引き出すために超高級オーディオセットが必要になってくるわけです。

それに比べるとデジタルは、まず音域が20Hz~2万Hzに限定されています。つまり範囲外の音はカットされます。理由は人間の可聴音域がだいたい上記の範囲だからです。たまにこの音域を超える部分を聞き取ることができる人もいますが。

デジタル録音では、実は教会にあるパイプオルガンで奏でる曲を完全に録音することができません。パイプオルガンの音域がデジタルの音域よりもはるかに超えてしまうからです。(昔の人は、現在人よりも聞こえる音域が広かったようです。特にパイプオルガン製作者に関して言えば。なぜなら現代人の我々には聞こえない音のパイプを設置していることでそのことがわかります。

以上でもわかると思いますが、どんなに性能のいいオーディオ製品であってもCDが持っている制限以上の音を再生することはできません。これがアナログ回帰の原因だろうと思います。最近の研究では耳に聞こえない高音域に人間の心理に影響を与える部分があるとか言われています。いわゆる曲に感動する要素がその中にあるそうです。しかしデジタルにはその部分がありません。デジタル録音された音楽を聴いても人はあまり感動しないと言われている所以でもあります。

デジタル録音が悪いかと言うとそうとも言えません。ミニコンポなどは、LP時代と比べて明らかに再生音が良くなっています。もともとミニコンポなどは再生に限界があるのでかえってデジタル録音の方が合うと思います。昔、初めてソニーからCDウォークマンが発売された時、早々に買って家にあるミニコンポで再生した時、明らかに音が鮮明に再生されました。特にバロック音楽特有の終楽章節前のバスのオクターブの跳躍をはっきりと聞き取ることができてびっくりした経験があります。

ハイレゾ音源でレコードを作成しようとすると、やはりDVD並みの要領が必要になります。今のCDでは、3分強の曲ならば約5曲くらいしか収録できないからです。前に挙げたベートーヴェンの第9番を収録しようとやはりDVD並みの容量が必要となりますが、実際のところ4.7Gまでは必要ありません。(4.7Gだと収録時間が約2時間程度になってしまうからです。これではちょっと長すぎる気がします。3.5Gくらいがいいような気がします。)

ハイレゾ音源は、高音域の音を含むので、雑音とかが気になる可能性があります。やはり再生するには、ある程度の性能を持ったオーディオセットが必要になると思います。ひょっとするとアナログ時代に生産されたアンプ等の方が適しているかもしれません。

ハイレゾ音源は、オーディオマニアたちを納得させることができるでしょうか。LP独特の悪い部分だけを取り除き良い面だけを再生できるかを期待したいと思います。そしてレコードとして発売されれば、クラシックやジャズなどのジャンルが好きな人ならば買い求めると思います。逆に安っぽいシンセ音に慣れた若い連中も本格的な音で再生される音を聞いて音楽の在り方を見直すきっかけになれば昔のような曲作りが復活するかもしれません。と同時にまた昔みたいにオーディオブームがやってくるかもしれません。

ハイレゾ音源は、デジタルでありながらアナログのように本格的な音楽を再生再現できるかがこれからの課題になるような気がします。


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フランシス・プーランク(1899~1963) [クラシック音楽]

フランシスプーランクはフランスの作曲家でありピアニストでもあります。音楽好きの両親恵まれた家庭で育った彼は小さい頃から音楽に親しみピアノを習いました。そんな環境のおかげで早くから楽才を現したようです。

残念ながら私は、クープランの生涯を知りません。フランス6人組のひとりということぐらいしか知りません。それに日本だとドイツ音楽中心だし、フランス音楽というとドビュッシーやラヴェルの音楽がやはりメインということになるような気がします。

プーランク:ピアノ曲集

プーランク:ピアノ曲集


プーランクの作曲のジャンルは広く、ソロピアノの作品から協奏曲、オペラ、宗教音楽など多義にわたりますが、やはり彼の音楽の中心はピアノ曲だと言っていいと思います。

ソロピアノのための作品には不思議なことにピアノソナタという形式がありません。ほとんどが小品ばかりで構成されています。CDに換算して3枚分くらいの作品しかありません。ただ小品といえどもプーランクの魅力がいっぱい詰まっており一度聞くとまた聞きたくなるほどです。ユーモアあり、聞かせるところあり、たまには不意を衝いてビックリさせてくれることもあります。

パスカル・ロジェの演奏は、プーランクの特徴をよく捉えていて多分発売されているCDの中ではトップクラスに入ると言っても過言ではない演奏だと思います。時々ながらで聞いていていても途中で手を止めて曲を聴いていることが時々あるからです。もしプーランクの音楽を聴こうと思われる方は、やはりロジェのこのCDから聞き始めるべきだと思います。

うえのCDは2枚組で、第1集と2集が納められています。ロジェ自身第3集までレコーディングしています。(但し、現在杯盤になっているようです。)

プーランク:スターバト・マーテル、グローリア、他

プーランク:スターバト・マーテル、グローリア、他

  • アーティスト: プーランク,ヤルヴィ(パーヴォ),パリ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2013/10/30
  • メディア: CD

プーランクの宗教音楽に中で、わたしが一番好きなのがスターバト・マーテル(悲しみの聖母)です。宗教音楽ということで真面目な音楽ではありますが、そこはそれプーランクはしっかりと聞きどころを作っており、メランコリックな音楽となっています。と言って沈み込むようなメランコリックではなく、プーランクの品の良さが表れている曲だとと思います。


最後に2台のピアノのための協奏曲を取り上げておきます。その昔ラベック姉妹というのピアノデュオが演奏したビデオだったと思うのですが聞いたことがあります。両端楽章はユーモアたっぷり、中間楽章は、きれいなメロディラインで聞かせてくれます。両端楽章は、結構技巧的な部分もあります。

うえのCDの収録曲の内、田園コンセールは、ある御婦人の依頼で書かれたチェンバロと管弦楽との作品で、バロック音楽が、一般大衆に知られ始めた頃の作品だったと思います。

プーランクの音楽は、まだ日本ではプログラムにあまり取り上げられていないように思います。この先、演奏会のプログラムに頻繁に載ることを期待したいと思います。


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少々、気が早いですが、2014年は、エマヌエル・バッハの生誕300年の年にあたります。 [クラシック音楽]

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、バロック音楽の巨匠ヨハン・セバスチャン・バッハの二男坊にあたります。

後に、フリードリヒ大王の宮廷に仕えたことからベルリンのバッハと呼ばれたり、後にテレマンの後を継いでハンブルクの音楽監督に就任したことからハンブルクのバッハと呼ばれることもあります。ちなみにテレマンと彼の父ヨハン・セバスチャンとは親友同士でその縁もあってテレマンはエマヌエルの名付け親になっています。

2014年はエマヌエルの生誕300年ということもあり、今年ぐらいから彼の作品を取り上げたCDの販売が今以上に増えそうな様子です。

一時期、親父さんの再評価が高すぎたために、かなり低い評価を与えられる結果となりましたが、最近は本来の評価が認められ演奏会やCDの収録曲としてその作品を取り上げられることが多くなってきました。今年から来年にかけてより一層取り上げられることを期待したいと思います。

作品群としては、鍵盤楽器の奏法に才能を発揮したエマヌエルなので、鍵盤楽器の作品を中心として作品が取り上げられるのでは、と思っています。

C.P.E.バッハ : 鍵盤独奏曲全集Vol.25 (C.P.E.Bach : The Solo Keybord Music Vol.25 Sonatas from 1740-47 / Miklos Spanyi (clavichord)) [輸入盤]

C.P.E.バッハ : 鍵盤独奏曲全集Vol.25 (C.P.E.Bach : The Solo Keybord Music Vol.25 Sonatas from 1740-47 / Miklos Spanyi (clavichord)) [輸入盤]

  • アーティスト: C.P.E. バッハ,ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
  • 出版社/メーカー: BIS
  • 発売日: 2012/06/10
  • メディア: CD

C.P.E.バッハ: チェンバロ協奏曲全集Vol.18 (C.P.E.Bach : Keyboad Concertos Vol.18 / Spanyi, Concerto Armonico Budapest) [輸入盤]

C.P.E.バッハ: チェンバロ協奏曲全集Vol.18 (C.P.E.Bach : Keyboad Concertos Vol.18 / Spanyi, Concerto Armonico Budapest) [輸入盤]

  • アーティスト: C.P.E.バッハ,マールタ・アーブラハーム,コンチェルト・アルモニコ・ブダペスト,ミクローシュ・シュパーニ(Cem)
  • 出版社/メーカー: BIS
  • 発売日: 2012/06/30
  • メディア: CD
シュパーニの演奏は、オリジナル楽器によるものです。特に私は彼が演奏するタンジェント・ピアノの音色が好きです。
タンジェント・ピアノの音は本当にやさしいです。
多分、本年度中にシュパーニは、鍵盤楽器のソロ作品の全曲と鍵盤楽器と管弦楽のための作品の全曲の録音が終わるのではないかと考えています。
(ここで鍵盤楽器と言っているのは、シュパーニが作品によって使う楽器をチェンバロやタンジェント・ピアノなど使い分けて演奏しているので総称として鍵盤楽器としています。当時は時代的にピアノへの移行期にあたります。多分演奏する作品がどの楽器のために作曲されたのかわからない場合があるかもしれません。シュパーニは多分その作品に合った楽器を選んで演奏していると思います。)


C. P. E. バッハ: ピアノ協奏曲集 (C.P.E. Bach : Piano Concertos Wq.23, Wq.112/1, Wq.31 / Michael Rische, Leipziger Kammerorchester, Morten Schuldt-Jensen) [輸入盤]

C. P. E. バッハ: ピアノ協奏曲集 (C.P.E. Bach : Piano Concertos Wq.23, Wq.112/1, Wq.31 / Michael Rische, Leipziger Kammerorchester, Morten Schuldt-Jensen) [輸入盤]

  • アーティスト: C.P.E.バッハ,モッテン・シュルト=イェンセン,ライプツィヒ室内管弦楽団,ミヒャエル・リシェ(P)
  • 出版社/メーカー: Hanssler Classic
  • 発売日: 2011/08/25
  • メディア: CD


ミヒャエル・リシェは、モダン楽器を使って鍵盤楽器と管弦楽のための作品を録音しています。多分全曲録音を目指すのではと、思っています。

彼の演奏は、すっきりしていて聴きやすく現在のピアノによる演奏もアリだと思えてきます。できたらオリジナル楽器による演奏、モダン楽器による演奏両方のCDを持つのが得策かもしれません。もちろん財政が許せばの話ですが。

最後に、ぜひ一度、エマヌエルの作品を聞いてみてください。損はないと思いますよ。個人的にそう思っています。


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北欧のモーツァルト [クラシック音楽]

ヨゼフ・マルティン・クラウス(Joseph Martin Kraus・1756-1792)は、ドイツで生まれましたが縁あってスウェーデンの宮廷に仕えることになりました。モーツァルト同じ年に生まれました。そしてモーツァルトとほぼ同じ歳で亡くなっており、そんなこともあってか北欧のモーツァルトと呼ばれています。
日本ではあまり馴染みある音楽家ではありませんがスウェーデンでは誰しも知っている音楽家だそうです。
北欧のモーツァルトと呼ばれていますが、モーツァルトとのような優美な音楽ではなく、どちらかと言えばベートーヴェンの音楽に近い雄大で力強い曲を作曲しています。
もし、クラウスがウィーンで音楽活動をしていたとしても有名な音楽家になったのではないかと思います。
曲は、下に紹介している交響曲以外にもオペラや協奏曲等を残しています。
この時代の音楽が好きな人に是非聴いていただきたい音楽家です。
クラウス:交響曲集 1

クラウス:交響曲集 1

Symphonies 2

Symphonies 2

  • アーティスト: Joseph Martin Kraus,Petter Sundkvist,Swedish Chamber Orchestra
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1999/06/22
  • メディア: CD
クラウス:交響曲集 第3集

クラウス:交響曲集 第3集

  • アーティスト: スンドクヴィスト,クラウス,スウェーデン室内管弦楽団
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2000/11/01
  • メディア: CD
クラウス:交響曲集 4

クラウス:交響曲集 4

  • アーティスト: クラウス,ペッテル・スンドクヴィスト,スウェーデン室内管弦楽団
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2002/12/01
  • メディア: CD

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